こんにちは。Webデザイナーの石川です。突然ですが、シリコンバレーにインターンとして3週間行くことになりました。
30代半ばにして、まさかこんなチャレンジをすることになるとは…。ましてやこれまでのキャリアや英語力を考えると、人によってはこの無謀な挑戦に苦笑いなさることでしょう。
それでも誰かの何かのきっかけになればと、渡米〜帰国までを記録に残したいと思います。
シリコンバレーに行くきっかけ
このチャンスを得たきっかけは、国内のとあるスタートアップアクセラレーションプログラムに参加したことでした。このプログラムはシリコンバレー発のもので、今回特別に日本で実施されたものです。
すでに創業8年を迎え、もうすっかりスタートアップとは言えなくなってしまいましたが、新たなサービスで再スタートを切るために模索していた時に、たまたま先輩の紹介でこのプログラムを知り、即断即決で参加を決めました。
無事に1回目のプログラムが終了したあと、参加した全員に対して「シリコンバレーでのプログラムにアシスタントとして参加したい人は連絡ください」という信じられないようなお話が…。
その日のうちにまず家族に相談。この時点では私の本気度は30%くらいで、ここで家族に少しでも戸惑いが見えたら行かなかったと思うんですが、むしろしっかりと背中を押してもらえました。
迷ったら、やらない理由を考える
あとは自分の意思の問題。
これは2日以内に決めないといけない、と頭をフル回転させて、まず行かない理由を考えました。
- 英語ができない
- ハイレベルすぎてついていけなさそう
- そこまで無理して行く意味があるか分からない
- そもそも何をするのか想像もつかないし怖い
- 英語が分からず惨めな思いをしそう
- 他のスタッフに迷惑をかけてしまいそう
- お金がかかる
- 行ってる間の仕事が大変
- 自分にこのチャンスはふさわしくないのではないか
ネガティブなキーワードのオンパレードです。。でも、先に暗いことをひととおり考えとくと後が楽な気がしました。
なお、私の英語スペックですが、センター試験レベル、リーディング、ライティングはある程度できても、リスニング、スピーキングは苦手、というよくある典型的な日本人です。
次に、行きたい理由を考えました。
- 面白そう
- こんなチャンスは多分二度とない
はい。行きたい理由がいとも簡単に勝ちました。
行かない理由はすべて自分の心の弱さだったり、これまでの努力不足によるものなので、これで行かない選択をするのは今後の人生を放棄することに等しいと思いました。大げさかもしれないけど…。それくらい今の自分にとっては、突然降ってきた大きな大きなチャンスでした。
何しに行くの?
インターン先は伏せますが、すごい会社です。こんな英語力では絶対に参加できない。そもそもインターン参加のチャンスすらほぼない。
では、なぜ行けるのか?
ここでオチですが、今回は特別に料理係として行かせてもらいます。
英語スキルが低いので、自分のできることで参加させて頂きたい、そう伝えてこのポジションを得ることができました。
しかし、どんな仕事をしようともその会社のスタッフであることには変わりない。しかも、単に料理をしにいくだけじゃない、行った先には日本では得られないさらなるチャンスが待っているわけです。
つまり、まずシリコンバレーの地に立つチャンスを掴んだということ。
子どもの頃大好きだった、マイケル・J・フォックスの「摩天楼はバラ色に」を思い出します(笑)
与えてもらったチャンスに応えるには、与えられた役割を全うするには、このチャンスを最大限活かすためには、何よりもまず最低限の英語力が必要。
そう覚悟した私はこれから1ヶ月、英語の猛特訓をはじめることになります。